Blenderのエディットモードでのモデリング - メッシュの移動・回転・拡大縮小・細分化およびモディファイア -

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体のモデリング(エディットモード)(その2)

 
 
 
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対称の物体はミラーでモデリング

前の記事の『体のモデリング(エディットモード)(その1)』からの続きです。

では、作業を続けましょう。 Blenderにはミラー(鏡像)の機能があり、対称の物体は半分だけのモデリングで済ませることができます。 てんとう虫の体は左右対称ですので、メッシュを上面図から見て右半分だけ残してモデリングしていくことにします

 

上面図から見て左半分を削除

まずは、不要となる左半分の面を削除します。 キーボードのテンキーの7を押して上面図の位置に視点を移動します。

1. 矩形選択前のメッシュ
1. 矩形選択前のメッシュ

上図のようにキーボードのAを押して選択を全解除します。 続けてキーボードのBを押して矩形選択モードに入ります。

矩形選択モードに入ると、縦と横のガイド線(ガイド線)が表示されます。

2. 矩形選択中のメッシュ
2. 矩形選択中のメッシュ

上図のように左半分の矩形を対角線で結ぶように、マウスの左ボタン(マウスの左ボタン)をドラッグします。

3. 矩形選択後のメッシュ
3. 矩形選択後のメッシュ

上図のように左半分を選択したことを確認し、キーボードのX(またはDELETE)を押します。 Deleteメニューが表示されますので、"Faces"を実行します

  
"Face"では面のみが削除されるため右半分の形状を残すことができます。 "Vertices"では頂点に加え、その頂点が構成している辺と面も、"Edges"では辺に加え、その辺が構成している面も削除されます。
4. 削除後のメッシュ
4. 削除後のメッシュ

上図のように左半分の面が削除されます。 不要な面が削除されましたので、次はミラーの設定を行います。

 

モディファイアについて

これからミラーを設定しますが、具体的にはモディファイアと呼ばれる機能を使ってミラーを実現します。 モディファイアとは装飾または修飾を意味する言葉で、Blenderではメッシュの装飾のための機能を表します。 なお、モディファイアには様々な種類があり、ミラーはその中の1つです

モディファイアの特徴は、メッシュが持つ形状の情報を一切変更せずに、見た目にだけ反映される装飾が行われることです。 しかも、メッシュの形状を変更した場合にモディファイアを適用しなおす必要はなく、自動的に装飾が行われます。

例えば、ミラーのモディファイアで右半分を左半分にミラー設定した場合、メッシュの形状の修正は右半分だけでよく、左半分は常に右半分のミラーとなります。 つまり、右半分の形状を変更すると、自動的に左半分も変化します(正確にいえば、左半分は編集できる形状の情報を持っていないので左半分はどうやっても形状の操作を行えません)。

 

ミラーのモディファイアを追加

モディファイアの追加は、3D Viewウィンドウではなく、PropertiesウィンドウのModifiersパネルで操作を行います。 ただし、現時点では、Modifiersパネルは画面には表示されていません。

Propertiesウィンドウには複数のパネルがありますが、全てのパネルが常に表示されるわけではありません目的に応じてパネルの種類を切り替えて、必要なパネル群を表示させる必要があります

パネルの切り替えは、Propertiesウィンドウのヘッダに並んでいるパネル切替ボタンで行います。

パネル切替ボタン
パネル切替ボタン

上図のようにPropertiesウィンドウのヘッダにパネル切替ボタンが並んでいますので、モディファイアパネル切替ボタン(モディファイアパネル切替ボタン)を押します。

5. Modifiersパネル
5. Modifiersパネル

上図のようにPropertiesウィンドウにModifiersパネルが表示されます。

モディファイアの操作部(初期状態)
モディファイアの操作部(初期状態)

モディファイアは、Modifiersパネルで操作を行います。 Modifiersパネルにある、モディファイアの操作部(上図)に必要な項目群があります。

現状、[Add Modifier]ボタン([Add Modifier]ボタン)以外は表示されていませんが、これは、モディファイアが作成されていないためであり、正常な結果です。

では、実際にミラーのモディファイアを追加しましょう。 モディファイアの操作部にある[Add Modifier]ボタン([Add Modifier]ボタン)を押します。

6. ミラーモディファイアの追加
6. ミラーモディファイアの追加

上図のようにモディファイアの一覧が表示されますので、一覧からMirrorを選択します。

7. ミラーのモディファイア適用後のメッシュ
7. ミラーのモディファイア適用後のメッシュ

上図のようにミラーのモディファイアが追加されると左半分にも面が表れます。 反射面は、オブジェクト中心(オブジェクト中心)を通ります。

ここで注目すべき点は、モディファイアの操作部に作成したミラーのモディファイアに関連する項目群が追加されていることです。

 
<< モディファイアの操作部の項目について >>
モディファイアの操作部(ミラーのモディファイア)
モディファイアの操作部(ミラーのモディファイア)

モディファイアの操作部(上図)には、様々な情報やボタンが表示されていますが、ここでは重要なものに注目して説明します。

まず、モディファイア名称入力欄(モディファイア名称入力欄)ですが、ここではモディファイアの名称の確認および変更を行います。 なお、名称はモディファイア効果を表す文字列が初期値になっています(今回はミラーモディファイアを追加したためMirrorという名前になっている)。

その右隣に、4つの有効ボタン(レンダリング時有効ボタン3D Viewウィンドウ表示時有効ボタンエディットモード時有効ボタン編集枠モディファイア適用ボタン)があります。

項目 説明
レンダリング時有効ボタン レンダリング時にモディファイアを有効にするかどうか
3D Viewウィンドウ表示時有効ボタン 3D Viewウィンドウ上での表示でモディファイアを有効にするかどうか
エディットモード時有効ボタン 3D Viewウィンドウ上でのエディットモードでの表示でモディファイアを有効にするかどうか
編集枠モディファイア適用ボタン 3D Viewウィンドウ上でのエディットモードでの編集枠の表示でモディファイアを有効にするかどうか

さらに右隣には2つの並び替えのためのボタン(モディファイア上位移動ボタンモディファイア下位移動ボタン)があります。

項目 説明
モディファイア上位移動ボタン モディファイアを上位に移動する
モディファイア下位移動ボタン モディファイアを下位に移動する

モディファイアは、1つのオブジェクトに複数設定できるため、適用する順序を指定できるように移動ボタンが用意されています。

さらに隣には、モディファイア削除ボタン(モディファイア削除ボタン)があります。

項目 説明
モディファイア削除ボタン モディファイアを削除する

[Apply]ボタン([Apply]ボタン)は、見た目にのみ反映されているモディファイアの装飾を、形状の情報に適用するためのボタンです。 このボタンを押してしまうと、メッシュの形状の情報そのものが変更され、モディファイアは削除されます。 つまり、今回の例では、ミラーの左半分を削除する直前の状態と同じになってしまいます。

[Copy]ボタン([Copy]ボタン)はモディファイアを複製するためのボタンです。

Xチェックボックス(Xチェックボックス)、Yチェックボックス(Yチェックボックス)、Zチェックボックス(Zチェックボックス)はミラーの反射方向を設定するチェックボックスで、これらは排他的ではないため3つ同時にオンにすることができます。

続いて、Clippingチェックボックス(Clippingチェックボックス)ですが、これは反射面の近くにある頂点を反射面から離れないようにするためのチェックボックスで、Merge Limit(Merge Limit)の値が閾値となり、反射面から閾値の範囲内にある頂点が対象になります。

 
<< 数値欄の入力方法について >>

Merge Limit(Merge Limit)のような数値欄は、いくつかの方法で数値を入力することができます。

1つめは、数値欄の左右に配置されている減ボタン(減ボタン)と増ボタン(増ボタン)で値を増減する方法です。 ボタンを押すたびに数値が増減します。 なお、増減量は項目によって異なります。

2つめは、キーボードから直接数値を入力する方法です。 数値の部分をマウスの左ボタン(マウスの左ボタン)でクリックします。 すると、入力状態に切り替わりますのでキーボードから直接数値を入力します。 入力を終えたら、キーボードのEnterキーで確定します。

3つめは、マウスの左ボタン(マウスの左ボタン)のドラッグで数値を増減する方法です。 数値欄の上でマウスの左ボタン(マウスの左ボタン)で左右にドラッグすることで、数値を増減することができます。

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モデリングにはトラックボール?

筆者は、2年ほど前からトラックボールを愛用しています。 それまではマウスを使っていたのですが、もう、トラックボール無しでは生きていけません

マウスカーソルを大きく動かす時の操作性がマウスよりも優れているし、ボタンを押す時にマウスカーソルがずれるということが無いんです

きっかけは、腱鞘炎でした。 庭の木(枯れていない)をノコギリで切り倒したのですが、それが原因で手首を痛め、数ヶ月たっても痛みが治まらない状態でした。 朝から夕方までPCに向かって作業していることがほとんどなので、それが負担になって治らないということもわかっていました。

トラックボールは腱鞘炎になりにくいということは知っていたので、マウスからトラックボールに変えることに。 トラックボールではケンジントンというメーカが一番有名とのことだったのですが、マウスと形状が大きく離れており、人差し指でボールを操作するというものだったためケンジントンはあきらめました。

色々と他のメーカのトラックボールを物色した結果、LOGICOOL の M570 を買うことに。 LOGICOOL の M570 はマウスに形状が近く、マウスから乗り換えるのに最適そうだったことが一番の理由です。 親指でボールを操作し、ボタンは人差し指や中指で操作するため、マウスの操作にすごく似ています。

また、実売価格が5,000円前後ながら『3年保証』だという点も、この製品の魅力でした。

  
購入から1年半後に調子が悪くなったため、販売店に持ち込んで新品と交換してもらいました(一日8時間以上使っているとこんなもんです)。

マウスに近い製品を買いましたが、購入してから数日はすごい違和感を感じました。 10日もすれば違和感は感じなくなりましたが、まだ、馴染んだという状態にはなりませんでした。 トラックボールに完全に馴染んだと言えるようになるまで、2・3ヶ月はかかったでしょうか。

トラックボールに馴染んでからは、もうコイツが手放せなくなりました。 マウスカーソルを遠くに動かすときには、ボールを勢い良く弾けばいいんです。 ボールは慣性で回り続け、マウスでは何度もマウスパッドから浮かせないといけない距離にでも一発でたどり着きます

また、ボタンを押した時にマウスカーソルがずれないことにも、涙が出るほど感激でした。 マウスを使っていて困るのが、ボタンを押した時にマウスが動いてマウスカーソルがずれてしまうことです。

フォトショップやGIMPのような画像処理ソフトウェアではピクセル単位で貼り付けることが良くありますが、トラックボールだとずれないんです

ちなみに、マウスのように本体を動かさないため、乾電池の重さが気になりません。 マウスでは、乾電池の重さが気になって有線マウスしか使わないという方も多いと思いますが、トラックボールなら関係ないです。

また、単三電池1本なのに1日8時間使って1年近く乾電池がもちます。 細かいことですが、消費電力も優秀です

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まとめ

モディファイアとは装飾または修飾を意味する言葉で、Blenderではメッシュの装飾のための機能を表します。

モディファイアの特徴は、メッシュが持つ形状の情報を一切変更せずに、見た目にだけ反映される装飾が行われることです。 しかも、メッシュの形状を変更した場合にモディファイアを適用しなおす必要はなく、自動的に装飾が行われます。

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