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3D Viewportでのボーンの表示形状の変更

  

ボーンの表示形状について

標準設定では、3D Viewportでのボーンの表示形状は八面体です。 片側が鋭くなっているため、ボーンの根本と先端の判別はしやすいです。 しかしその反面、太すぎてメッシュが見づらく感じることもあります。

3D Viewportでのボーンの表示形状
3D Viewportでのボーンの表示形状

アーマチュアの編集中は、向きを判別しやすい八面体でいいと思います。 しかし、アーマチュアの編集を終えてポーズモードでの作業に入ったら、他の表示形状に切り替えるのがいいかもしれません。

この記事では、3D Viewportでのボーンの表示形状を変更する方法を説明します。

3D Viewportでのボーンの表示形状を変更する

何でもいいので、アーマチュアを含むドキュメント(Blenderファイル)を開いてください。 準備するのが面倒であれば、以下のファイルをダウンロードしてください。

  1. bearwithrig.zip

ダウンロードした "bearwithrig.zip" を展開すると "bearwithrig.blend" というファイルが作成されます。 トップバーのプルダウンメニューの"File" -> "Open..."を実行して "bearwithrig.blend" を開いてください。

  
bearwithrig.blendには、クマのメッシュとアーマチュアが含まれます。 クマのメッシュとアーマチュアの間には親子関係は構築されていません。 互いに独立したオブジェクトです。
1. アーマチュアを選択する
1. アーマチュアを選択する

上図のようにアーマチュアを選択します。 オブジェクトモードでもエディットモードでもポーズモードでも構いません。

2. Object Data PropertiesタブのViewport DisplayパネルにあるDisplay Typeを切り替える
2. Object Data PropertiesタブのViewport DisplayパネルにあるDisplay Typeを切り替える

上図のようにPropertiesの(1)のObject Data PropertiesタブのViewport Displayパネルにある(2)のDisplay Typeを切り替えます。 今回はStickに切り替えてみましょう

3. ボーンがスティックの形状で表示される
3. ボーンがスティックの形状で表示される

上図のようにボーンがスティックの形状で表示されます。 ボーンの根本と先端の判別はできなくなりましたが、メッシュは見やすくなりました。

  
  

まとめ

3D Viewportでのボーンの表示形状は八面体以外の形状も用意されています。 アーマチュアの編集中は向きを判別しやすい八面体でいいと思いますが、ポーズモードでの作業に入ったらスティックなどの別の形状に変更するのがいいでしょう。

 
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